どうも。ぱうろです。
先日、 利用者様の家に訪問をしていて 話を聞いて驚いたのですが、 どうやら一部の報道機関が 京都アニメーションの 事件の犯人が 精神疾患の持っていたような報道がなされていたようです。
そのこともあって、 一人の利用者さんは すごくショックを受けておられて、 ネットの書き込みでの 炎上の火消しをしていたような利用者さんもおられました。
京都アニメーションのアニメも見ていた世代なのでこういった事件が起こるのはいたたまれないです。ご冥福をお祈りします。
ただ、なんだか心が痛いです。
地域精神保険福祉機構が下記の内容を提示しています。
ぜひ読んでほしいです。
私は精神科の訪問看護を仕事にしています。
地域で頑張っているイキイキ生きようとする人たちを見ています。
なので、周りの人となんか見えてるものが違うのかもしれません。
ここで問いたいんですが、今までの報道で、何か犯罪を犯した人が、実は糖尿病でした!とか腎臓病でした!とかあったのかなって。多分ないんじゃないかなって思います。なんでないんでしょうね。
たぶん病気が犯罪に直結しなさそうとかそういう考えでしょうか。よく考えてください。どんな病気でもその状況に悲観すれば犯罪を犯す動機になり得るはずです。
私が言いたいことは、
犯罪を犯したのは紛れもなく犯人自身で、病気ではなく、それは犯人を構成するただの1側面だと言うことです。
その1側面を騒ぎ立てる意味は何なんでしょうね。怖いんでしょうか。
もしそうなら無知ゆえの自分が生んだ恐怖だと思うんです。
今の世の中って報道や情報は溢れています。その中から自分が選んで知識や考えを取り入れていく時代になっていると思うのです。
周りからそうだからとか、今までこうだったからとか、囚われずにいきましょう。
時代は進んでいます。
考えや理論、捉え方も然りです。
その裏で、なにもしてない人が一生懸命生きてるだけなのに、あの事件以来、人の視線が気になり外に出れなかったり、嫌がらせを受けたりしている人もいる事を少しでもわかってほしいと思います。
たまにこうやって、書くことがなにかの助けになると信じてます。
ではまた。